家計管理

結婚後のお金の管理で悩む新婚夫婦は意外と多いようですね。

僕たち夫婦はこの点に関しては今まで特にトラブルもなく、なかなか上手くいっているケースではないかと思っています。

夫婦のお金について考えるとき、多くの場合は家計管理と資産運用を一緒にしてしまう場合が多いと思います。しかしこれは会社で例えれば経理と経営のようなもので、似て非なるものです。夫婦のどちらかが几帳面だからという理由でお金の管理を任せるのは良いにせよ、その流れで資産運用までその人が担当するというのは、経理部に経営を任せるようなものでオススメできません。

そもそもどちらがより重要かと言えば、家計管理<資産運用です。会社でも経理部よりも経営会議の方が上位に位置づけられていますよね。ですから、先にお金の運用について夫婦で話し合って決めた上で、その後に日々のやりくりをどう分担するか決めるべきなのです。その際、資産運用の方向性(戦略)について夫婦間で十分な同意が取れさえすれば、実際の投資商品の選定(戦術)などはどちらか一方に任せるということでも問題無いと思います。

投資をしたいんだけどパートナーが反対する、どう説得すればいいだろうか、という人をよく見かけます。個人的に思うのは「説得」と言っている時点でダメで、そういう人は投資を「やりたい」と思っているだけで、投資を「するべき」理由は自分でも理解できていないのです。もしそれを理解できているのであれば、パートナーにも理解できるように「説明」してあげればいいだけのことです。

僕は投資を「するべき」だということをじょんへさんに伝えるために、約140ページのスライド資料を作成して説明(プレゼン)しました。資本主義とは何かから始まり、リスクとリターンの考え方、分散投資、長期投資などの内容をかなり簡単化してまとめたものです。「やりたい」という感情ではなく、事実(データ)を提示しただけです。説明を終えた時点で、じょんへさんも「はいじゃあやりましょう」という反応でした。

ここで大切なのは根拠のあるデータを示すことです。「知り合い」や「아는 형」はNGワードです。知り合いがいくら儲けようと「よそはよそ、うちはうち」です。投資の世界は過去何十年分ものデータが存在していますし、投資手法についてはノーベル賞を受賞した論文なども存在します。そのような信頼性の高いデータに基づいて、第三者的立場から説明をするべきです。

僕たち夫婦はそのときの会議によって資産運用の戦略を共有することができました。具体的にはインデックスファンドに毎月積立で超長期投資(30年)です。この戦略に従う戦術に当たる部分、具体的なファンドの選定や月々の買入作業は僕が担当しています。また、僕が資産運用の実務部分を担当することになった代わりとして、じょんへさんには家計管理の方をお願いすることになりました。

実際に投資を開始してからはじょんへさんは一切関知せずで、状況を気にしている様子もありません。これは無関心から来るものではなく、超長期を見越している投資なので直近の株価や損益を知ることに意味は無い、ということをよく理解してくれているからこそです。そもそも僕だって現時点の損益はよく知りませんしね。

しかしそうやって、じょんへさんが夫である僕に投資の全てを任せているという話を聞くと、会社の同僚(女性)たちはかなり驚くらしいです。傍から見るとじょんへさんはお金に対して全く関心の無い変わった人に見えるのかもしれません。まぁそもそも韓国では女性がお金の管理をするのが一般的だということもあると思いますが。

僕たち夫婦は結婚当初に資産運用の戦略を作り上げたことで、その後ブレることなく現在まで来られました。

夫婦はどちらか一方ではなく、お互いが家族の経営に責任を持つべきです。僕たち夫婦は、じょんへさんが経理担当、たろが経営戦略担当、そして最終的な判断は夫婦二人の経営会議で決めています。

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